凝縮熱伝達率を低下させ、炭酸ガス凝縮部に凝縮水が存在すると、炭酸ガスの凝縮熱伝達を阻害する。そこで、排ガス凝縮器の基本設計指針としてH2O凝縮部とCO2凝縮部に対し各々凝縮器を設け、H2O凝縮器出口部(CO2凝縮器入口部)でH2Oドレンを分離し、CO2凝縮器の凝縮性能の向上を図るとともに、省スペースのため堅型、高圧のため多管式熱交換器を選定した。次に、基本計画にもとづき試作システムに用いる凝縮器の基本計画、詳細設計を行い試作システムに用いる凝縮器の基本仕様を決定した。
設計した水凝縮器と炭酸ガス凝縮器の組立図を図3.3-8、図3.3-9に示す。
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